平成30年分の路線価等の公表
平成30年分の路線価等の公表
〇はじめに
国税庁は7月2日に平成30年分の路線価等を公表しました。
都道府県庁所在都市の最高路線価の対前年変動率について、上昇した都市が33都市、(前年27都市)、横ばいの都市が13都市(前年16都市)、下落した都市が1都市(前年3都市)となっています。
訪日外国人観光客が訪れる観光地や繁華街で高い伸びをみせています。
〇路線価上昇の要因
17年の訪日客数は2,800万人を超えて過去最高だったが、今年もこれを上回るペースとなっています。
訪日客の増加に伴い買い物施設や宿泊施設の需要が増えることにより、
国内外から投資マネーが集まり、地価が上昇していると考えられます。
〇都道府県庁所在都市の最高路線価(1㎡当たり)の価格上位5都市
1位 東京 中央区銀座5丁目 銀座中央通り(鳩居堂前等) 4,432万
2位 大阪 北区角町御堂筋(阪急うめだ本店前) 1,256万
3位 横浜 西区南幸1丁目 横浜駅西口バスターミナル前通り 1,024万
4位 名古屋 中村区名駅1丁目 名駅通り 1,000万
5位 福岡 中央区天神2丁目 渡辺通り 700万
〇近畿2府4県の最高路線価(1㎡当たり)の価格上位5都市
1位 大阪 北区角田町御堂筋(阪急うめだ本店前) 1,256万
2位 大阪 中央区心斎橋筋2丁目(心斎橋筋) 1,184万
3位 大阪 大阪市北区大深町(JR大阪北側) 784万
4位 京都 下京区四条通寺町東入2丁目御旅町(四条通) 475万
5位 京都 中京区河原町通四条上る米屋町(河原町通り) 457万
〇参考
国税庁HP http://www.rosenka.nta.go.jp/